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前置きと結論
めんどくさいのでさっさと結論から書いていきます。
・使うソフトウェア・アプリケーションの設定や条件で早くなるときがある。
・変わるときは2倍以上でも早くなる。
・特にHDDにアクセスしまくるエンコーダーだとSSDの方が早くなる。
以上です。
以下解説していきます。
SSDで早くなる条件
①同時多数に処理する場合
これはめちゃくちゃ変わります。
当たり前ですね。動画を変換するときは変換中ずっと元となる動画を参照しますので、HDDだと複数変換するときその分負荷が重くなります。重くなるとCPU使用率が下がりエンコード速度も下がるため遅くなる仕組みです。
SSDだと読み取り速度が速いので、負荷も重くならずCPUが性能を活かしきれるのでその分かなり早くなるというわけです。同時に処理する動画が多ければ多いほどHDDの時より早くなります。
単純にわかりますので検証は画像を下の方に貼ります。
②特定のソフトウェアを使う場合
≒HDDにアクセスしまくるエンコーダーを使う場合
これもSSDに変更するとかなり早くなります。
代表的な例としては「qaac」エンコーダですね。Aviutlなどで使っている人が多いと思います。マジで早くなるのでこれは変更オススメです。
本当に2倍変わってきます。
比較画像(エンコーダー)
これはAviutlの比較です。
HDDで4つ同時に変換した場合
X264:14分(各CPU使用率5%、平均速度60fps)
qaac:10分
トータル約24分
※クリックで拡大
SSDで4つ同時に変換した場合
X264:10分(各CPU使用率10%、平均速度80fps)
qaac:1分
トータル約11分
比較画像(CPU使用率)
HDDで4つ同時に変換した場合
HDDだとアクセス負荷によりCPUが本来の性能を活かしきれていません。
SSDで4つ同時に変換した場合
SSDだとアクセス速度が速いのでCPUをちゃんと活かしきれてますね。それにしてもこの管理人はどんだけディスク管理バラバラなんだっていう。1TB~3TBを10TB1個とかにまとめたい。
SSDでも変わらない条件
単体エンコード等
HDD→SSDで変わるのはHHDへのアクセス負荷が極端にかかる場合です。
つまり動画を1つずつエンコードする場合はあまり変わりません。これはAdobe Premiere Proなどで1個ずつ処理しているときなんかが分かりやすいと思います。少しだけ早くなりますが特にSSDへ変更する意味はないですね。
総括
まあこんな感じです。
自分は同時に5~10くらいまとめて同時にエンコード掛けるのでSSDさまさまですね。
参考になれば幸いです。以上。
それではまた。